最新『WEEKLY 地震予報』
2023年08月16日配信
最新地震予知情報
揺れの強さ:低場所:沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島・これらの沖合海域
予知期間:2023/08/16~2023/08/25
規模: M5.5
危険度予測マップ
解析者からのコメント
7月14日より規模を引き下げた予報に対し、18日に徳之島東方沖でMb5.0、29日に台湾島東岸沖でML4.5(最大震度3級)が発生しました。
8月4日より新たな前兆現象に伴う予報に対し、4日に台湾島東方沖でML5.0(最大震度4級)、13日に台湾島南方沖でML5.9(最大震度2級)の他、4日~13日に台湾島(同沖)でM4.5~M4.9が計6回群発しました。
これらの群発地震は、新たな大地震の前兆又は前震活動などではありません。
今後M5.5前後の中規模地震が発生する可能性があるため、期間を延長し引き続き注意が必要です。
引き続き琉球諸島又はその沖合で、M5.5前後の中規模地震発生が予知されます。
震源が陸域に近い場合、やや強い揺れが想定されますので、家具の固定や防災備品などを確認して下さい。
津波の心配はありません。
揺れの強さ:低場所:宮城・山形・福島・これらの沖合海域
予知期間:2023/08/16~2023/08/25
規模: M5.5
危険度予測マップ
解析者からのコメント
7月28日より前兆現象の継続に伴う予報に対し、8月11日に宮城県沖でMw5.1(最大震度3)の他、7日に福島県沖でMb4.8、9日に宮城県沖でMb4.5(最大震度2)が群発しました。
これらの群発地震は、新たな大地震の前兆又は前震活動などではありません。
今後M5.5前後の余震又は誘発地震が発生する可能性があるため、期間を延長し引き続き注意が必要です。
引き続き東北地方南部又はその沖合で、M5.5前後の中規模地震発生が予知されます。
震源が陸域に近い場合、やや強い揺れが想定されますので、家具の固定や防災備品などを確認して下さい。
津波の心配はありません。
揺れの強さ:低場所:茨城・千葉・栃木東部・埼玉東部・東京東部・神奈川東部・これらの沖合海域
予知期間:2023/08/16~2023/08/18
規模: M5.5
危険度予測マップ
解析者からのコメント
7月21日より新たな前兆現象に伴う予報に対し、22日に茨城県沖でMw5.2(最大震度4)、8月14日に八丈島南方沖でMw5.1の他、7月24日~8月8日に茨城県南部でMw4.5(最大震度3)、栃木県南部でMw4.9(最大震度3)、Mb4.6、八丈島南東沖でMb4.9、Mb4.5が群発しました。
これらの群発地震は、新たな大地震の前兆又は前震活動などではありません。
今後M5.5前後の余震又は誘発地震が発生する可能性があるため、引き続き注意が必要です。
引き続き関東地方東部又はその沖合で、M5.5前後の中規模地震発生が予知されます。
震源が陸域に近い場合、やや強い揺れが想定されますので、家具の固定や防災備品などを確認して下さい。
津波の心配はありません。
揺れの強さ:中場所:青森・岩手・秋田・これらの沖合海域
予知期間:2023/08/16~2023/08/18
規模: M6.0
危険度予測マップ
解析者からのコメント
7月28日より規模及び危険度を引き上げた予報に対し、青森県東方沖で8月11日にMj6.2(気象庁がMj5.9→Mj6.2へ修正・Mw6.0・最大震度4)の他、7月28日にMb4.7、8月11日にMb4.5、1日に秋田県内陸北部でMw5.0、三陸沖でMb4.8が群発しました。
これらの群発地震は、新たな大地震の前兆又は前震活動などではないと見込まれます。
今後最大M6.0前後のやや強い余震又は誘発地震が発生する可能性があるため、引き続き十分な注意が必要です。
引き続き東北地方北部又はその沖合で、最大M6.0前後のやや強い中規模地震発生が予知されます。
震源が陸域に近い場合、最大震度5強程度のやや強い揺れが想定されますので、家具の固定や防災備品などを確認し十分注意して下さい。
津波の心配はありません。
揺れの強さ:低場所:北海道南部・歯舞諸島・色丹島・これらの沖合海域
予知期間:2023/08/16~2023/08/18
規模: M5.5
危険度予測マップ
解析者からのコメント
引き続き北海道南部又はその沖合で、M5.5前後の中規模地震発生が予知されます。
震源が陸域に近い場合、やや強い揺れが想定されますので、家具の固定や防災備品などを確認して下さい。
津波の心配はありません。揺れの強さ 解説
危険度低 危険度中 危険度高 屋内で静かにしている人が、揺れを感じる程度 ほとんどの人が驚く揺れ 何かにつかまっていないと立っている事が難しくなるくらいの揺れマグニチュードの単位について
【Mj】気象庁マグニチュード
気象庁マグニチュードは、日本は最も一般的な地震情報として使用されており、日本国内陸域、近海での速報性に優れます。
最大1未満の地震(海溝型地震、沖合で発生した中規模地震など)は表示されません。
マグニチュード6.5~6.8以上で飽和します。【Mb】実体波マグニチュード
世界標準のM表示(短周期重視)が行われ、全世界の陸域、海域を表示対象とします。
速報性はやや劣ります。
マグニチュード2.5未満の小地震は表示されません。
マグニチュード6.5~6.8以上で飽和します。【Mw】モーメントマグニチュード
世界標準のM表示(長周期重視)が行われ、日本国内の陸域、海域を表示対象とします。
M1未満の小地震から表示されます。
マグニチュードの飽和が起こりません。
速報性はやや劣ります。【ML】ローカルマグニチュード
地震動の振幅量によって定義されるマグニチュードです。
震源が比較的近い中規模地震までに対してよく使われます。
標準地震計で比較的簡易に計測できます。
地震のエネルギー量が反映されないこと、大きな地震では計測範囲を超えるため、近年では他のマグニチュードに代えられています。※マグニチュードの飽和
一般に使われる他の各種のマグニチュードでは、概ね6.5を超えると数値が頭打ち傾向になり、これを「マグニチュードの飽和」と呼びます。
地震について
地震の種類は、大きく分けて2つのタイプがあります。
揺れ方の違いなどを理解しておきましょう。プレート型(海溝型)地震
日本では、日本列島がのっている大陸側のプレートの下に海側のプレートが潜り込もうとして、プレート同士の境界で歪みが蓄積しています。
その歪みが限界に達すると、跳ね返って巨大な地震を引き起こします。この地震を『海溝型地震』と呼んでいます。
この地震はマグニチュード8を超える巨大地震となることがあり、大きな津波を伴う場合があります。そのため、地震だけでなく津波による被害をもたらすことがあります。
【これまでに起こった海溝型地震】1923年の関東大震災
2004年のスマトラ沖地震
2011年の東日本大震災
など。
近い将来発生が予測されている東海地震や東南海・南海地震も海溝型地震になると言われています。メルマガのご購読、ありがとうございます。
※本メールマガジンは、地震予測の情報配信サービスです。
地震に関する研究、大規模地震の前兆現象に関するモニタリングを行い、独自に観測データを解析して地震予測情報をお知らせします。
※揺れの強さは予測される最大の揺れを表示しています。
必ず記載の規模の揺れが発生するという事ではございません。
※地震の解析は日々行われております。
解析者コメントは発表されたすべての情報に基づいているため、本メールマガジン発行時以外の発表内容が含まれることがあります。
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