ウェブで読む:https://foomii.com/00263/20230522163406109362 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●相合傘はカッバーラ(カバラ)? 2023年05月22日 ─────────────────────────────────── 相合傘【あいあいがさ】は子供の頃に誰しもが経験する通過点で、特に小中学生は生徒の男女が仲良くしていると、黒板や塀に二人の名で相合傘の落書きをした。 相合傘は、仲が良い男女が一つの傘で寄りそう姿で、明治時代の「俳諧・俳諧通言」(1807年)に、書評として「相合傘是は落書にて女郎芸子の色男と二人の名を仇書にして傍輩の芸子女郎色事をそやすなり」とあり、辞書には「相相」とも書き「あいやい」「あひあひ」とも読むとある。 興味深い事に、関東(特に東京)で「相合傘」の男女の名は、向かって左に男の名、向かって右に女の名を書くらしく、それが事実なら武家が多かった江戸で刀をいつでも抜けるよう、常に右側を開けておく為かもしれない。 一方、天下の台所で商業の関西(特に大阪)では江戸と逆で、雛祭りの「お内裏様とお雛様」同様、男が向かって右、女が向かって左の文化の影響かもしれない。… … …(記事全文1,202文字)
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