ウェブで読む:https://foomii.com/00263/20230304102512106282 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●天照大神は本当に男神か? 2023年03月03日 ─────────────────────────────────── 日本の国史の『記紀』は、「天照大神」を女神としているとされるが、具体的に女神と記された箇所は殆ど無く、その神名にしても『日本書紀』では‶日神〟あるいは〝大日靈貴【オオヒルメムチ】〟と云うだけで、誕生説も本文と異伝の3パターンも存在している。 たとえば同じ国史の『日本書紀』は、「大日靈貴」は「伊邪那岐命【イザナギノミコト】」と「伊邪那美命【イザナミノミコト】」が産んだとされ、『古事記』の「伊邪那岐命」の左目から生まれたとは異なり、その他「伊邪那岐命」が「白銅鏡」を以って「大日靈尊【オオヒルメ)】を生み出した説話もある。 その中で最も知られた『古事記』の記述は、国産みを無事に済ませた「伊邪那岐命【イザナギノミコト】」と「伊邪那美命【イザナミノミコト】」は、最後に火の神「火之迦具土神【ホノカグツチノカミ】」を産んだことで、陰部に大火傷を負った「伊邪那美命」は亡くなってしまう。 「伊邪那岐命」は大切な妻を死に至らしめた「火之迦具土神」を刀で殺してしまうが、火の神とは火玉の太陽、つまり「天照大神」その者で、この記述から「天照大神」は幼児と同じ罪のない状態で理不尽に殺された暗示になっている。… … …(記事全文8,445文字)
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