ウェブで読む:https://foomii.com/00263/2022070414391396480 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●「海」の水はなぜ辛い? 2022年07月04日 ─────────────────────────────────── 「海の水は何故辛いのか?」の謎は、子供の頃に聴いた、塩を吹きだす石臼を小舟から落とした結果、今も海の底で塩を吹き出し続けている話だったが、案外それは正しいかもしれない。 というのは、海底にそそり立つ熱水噴出孔「チムニー」から、摂氏数百度の熱水と一緒に地下から様々な化学成分が海に溶け込み、熱水が海水で冷却され溶解しきれない成分が「沸石」「硫黄」等の鉱物として沈殿、塩分も検出されるようになるからだ。 海水には「塩素」「ナトリウム」「硫黄」「マグネシウム」「カルシウム」「カリウム」「炭素」「臭素」等が溶け込み、特に「塩素」と「ナトリウム」だけで全体の85パーセントを占める。 化学的に「塩素+ナトリウム=塩化ナトリウム(塩)」の「NaCl」ができ、海水の塩分は「Na+」「Cl-」の二つのイオンで構成、海水中の塩の重さは海水の総重量の約3.5パーセントを占める。… … …(記事全文12,343文字)
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン