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飛鳥昭雄(サイエンス・エンターテイナー)

飛鳥昭雄

■台湾有事と日本への戦術核ミサイル炸裂㊸

ウェブで読む:https://foomii.com/00108/20230312010356106587 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 NEO ■台湾有事と日本への戦術核ミサイル炸裂㊸ 2023年03月10日 ───────────────────────────────────  中国共産党の日本攻略の戦略は、誘導が可能な「中距離多弾頭ミサイル」とマッハを越える「極超音速滑空ミサイル」による集中核攻撃で、日本の自衛隊の迎撃ミサイル「パトリオット:PAC-3」や「イージス艦」8隻の「イージス迎撃システム: AWS」ぐらいでは核防衛出来ないほどの数を中国が同時発射する。  それに対抗するには、日本は〝敵基地先制攻撃〟しかなく、人民解放軍のミサイル基地の「格納庫」「サイロ」「レーダー施設」「通信施設」「指揮統制システム」は勿論、爆撃機や戦闘機に関わる「滑走路」「掩体壕」「弾薬庫」「燃料貯蔵庫」等の固定目標を破壊する戦略に舵を切らねばならないわけだが、それをマッハを越える超高速時代に、時速880キロの「トマホーク」500発では先制核攻撃に間に合わない……明らかにアメリカの在庫処理で買わされるのだろう。  中国の台湾侵攻作戦で必ず使われるのが「宇宙・サイバー・電磁波攻撃」だが、当然、日本攻撃にも畳み掛けて来る筈で、日本側の「情報システム」を破壊し、「早期警戒・ミサイル防空態勢」の妨害と弱体化を狙い、「多弾頭核ミサイル」による防空態勢の物理的破壊達成を目指す筈だ。  一方の日本は、「次期防衛大綱」と「中期防策定」で、陸上自衛隊に「中距離弾道ミサイル部隊」を急遽編成させ、ミサイルの長射程化を目指すと共に、巨大な破壊力を持つ通常弾頭搭載を開発し、中国に破壊されないよう配備地点の柔軟性を高めることになる。  今、日本が急いで開発中の射程2000~3000キロの「MRBM/medium-range ballistic missile(準中距離弾道ミサイル)」なら、ランチャーを発射台に乗せるシステムを九州に配備させれば、中国への先制攻撃が可能となる。  なぜ九州に配備かというと、中国沿岸から1000キロメートル以内にある人民解放軍の航空基地を13分以内で破壊できるからで、配備についても福岡県が最適で、「麻生(太郎)王国」の為、多少の反対運動なら抑え込むことができるからだ。  それは同時に、中国の多弾頭核ミサイルの洗礼を受けることを意味し、戦争が始まると瞬く間に熱核反応で火達磨になるのは福岡県で、特に福岡市は見せしめの為に地図上から消える可能性がある。  一方、射程4000キロの「IRBM/intermediate-range ballistic missile(中距離弾道ミサイル)」なら、ランチャーを北海道演習場に配備しても、約20分で人民解放軍基地を先制攻撃を可能とする。  これはミサイル攻防戦のセオリーだが、2000キロ遠方から発射することで生じる7分差程度は、固定目標を攻撃する上でほとんど問題にならない。  只、アメリカが最初は日本に約束していた射程2800キロの「LRHW/Long-Range Hypersonic Weapon(極超音速滑空ミサイル)」を、突然配備中止にしたことは完全な裏切り行為で、故意に人民解放軍に日本全土を攻略し易いよう仕組んでいるとしか思えない。
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