… … …(記事全文2,697文字)「国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係 後編」(鈴木宣弘・森永卓郎著・990円・講談社)
「農業政策は財務省と経産省、そして日米のお友達企業に牛耳られている」と鈴木さん。
彼らが官邸に政策を挙げ、規制改革推進会議で連中が決定してしまうのです。ズブズブの利害関係の中で農業政策が決められていることがわかります。
「農水省は文句すら言えない」となんとも無力な存在。
国家存立の三本柱は「軍事」「エネルギー」「食料」です。いちばん大事なのは食料です。それがないがしろにされてきたのです。1972年、農業政策は1兆円の予算でした。当時は防衛予算の2倍ありました。今どうなっているか? 農業予算は2兆円。2024年はわずかながら減らされています。防衛予算はその4倍です。
農家も追い詰められていて、生かさず殺さずの限界を超えそうな状況です。国民も同じ。国民
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)