… … …(記事全文4,449文字)「究極の敗戦利得者日本外務省が隠蔽する 満州建国の真実―軍事の天才石原莞爾の野望と挫折 後編」(鈴木荘一著・825円・勉誠出版)
日露戦争直後の明治39年に改訂された「1906年オレンジ計画」は日本を征服する戦略の原則がまとめられています。
時の米海軍次官はセオドア・ルーズベルト。崇拝するアルフレッド・マハンの説く「大艦隊建造計画」をスタートさせます。
そして1914年オレンジ計画という戦略原則をとるべき計画を確立したのはフランクリン・ルーズベルト海軍次官。セオドア・ルーズベルト=テディの甥っ子。ユダヤコンビ。
日本の目標はアジア大陸にありましたから、頼みの綱は強大な陸軍でした。
米海軍は日本海軍を破って日本の補給線を破壊し、アジア大陸が太平洋の島々に残留する日本陸軍を立ち枯れにして日本を打ち破る、と述べています。
この時、「いかにして戦争に勝つかよりいかにして戦争を避けるべきかを考えることが重要である」と海軍OB水野広徳は述べています。元海軍大佐で評論家となった人物で、第1次大戦のヨーロッパを私費で二度にわたり視察調査し、国家総力戦で女性、子供、老人といった民間人
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)