… … …(記事全文2,285文字)「学習院女子と皇室」(藤澤志穂子著・880円・新潮社)
設立の目的は皇族を支える華族の子女教育だったそうです。
スーパーお嬢様揃いの女子たちの挨拶は今なおいつも「ごきげんよう」だとか。
そんな学習院の出身者たちから「秋篠宮家はなぜ学習院を避けるのか」という疑問の声が上がっているというのです。
親子4代に渡って同校出身の著者はこの問いを契機にノブレス・オブリージュの意義を探る試みに挑みます。
歴史的経緯、独特の慣習、卒業生たちの文集や証言などを網羅して見えてきたのは――。
学習院というと、乃木希典元帥が2人のご子息を日露戦争で亡くされて、それを不憫に思った明治天皇が、「おまえに子供をたくさん与えよう」と言って校長にした、というエピソードを思い出します。
華族のための学校。戦後は、庶民も入れるようになったんでしょうね。たしか、早稲田のそばに女子大があったと思います。いまもあるかどうかはわかりません。
学習院大学自体は目白駅。山手線でこの駅だけは一度も降りたことがありません。
良家の子女が通う処。大学は六角精児さんも通ってたそうですし、知人にも何人かいますので、極々、普通の学校でしょうね。やはりお受験組とかが「良家の子女コース」なんだと思います。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)