… … …(記事全文4,342文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
★ 最新刊:2024年6月8日発売開始しました!
『アメリカ帝国消滅後の世界 - 大掃除される《悪魔》ハザールマフィア 』
著:ベンジャミン・フルフォード (秀和システム)
いよいよアメリカ帝国が崩壊する。これまで人類を牛耳ってきた「ハザール・マフィア」が倒れ、世界は新たな多極世界へと向かう。その前に「ブッラク・スワン」的な出来事が起こり、アメリカ帝国は終焉を迎え、新たに北アメリカ連邦が作られるだろう。新世界は目の前だ!
https://www.amazon.co.jp/dp/479807232X/
★ 書籍:2024年4月26日発売
『もしトランプが米大統領に復活したら 』
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島)
「もしトラ」が世界を席巻中! 大統領時代に「アメリカ・ファースト」を掲げ、独自の政策で世界を驚愕させたドナルド・トランプ。共和党候補者になることはほぼ確定。今年11月の本選でトランプ返り咲きの可能性は限りなく高まっている。もし、トランプが米大統領に復活したら、世界はどうなるのか――。トランプ大統領の可能性と、「もしトラ」後の世界をレポート。トランプ復活を目論む黒幕とは?
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◆ BRICSとG7国家の新国際金融システムをめぐる衝突
≪ 2024/08/05 VOL761 ≫
国際金融システムの再起動に向けて、いま世界各地で様々な交渉が行われている。BRICS同盟の中では「インド」と「中国・ロシア」の2つの意見が競合し、また 欧米では「軍・当局の改革派」と「ロックフェラー陣営」の対立が日に日にエスカレートしている状況だ。ただ、それら全ての勢力の認識として共通しているのが「今の仕組みが既に機能不全に陥っている…」ということ。それから「アメリカの倒産が迫っている今、早々に新しい国際金融の仕組みに移行しなければならない…」という2点だ。
【 BRICSの動き 】
現在、BRICSには ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、イラン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピアの9ヵ国が正式加盟(※ サウジアラビアは既に新加盟の資格を付与されていて、今は加盟を検討中)。その他にも、直近で言うと タイとマレーシアが今年6月にBRICSへの加盟を正式申請し、トルコ政府も「BRICSへの加盟を望んでいる」とメディアなどで公言している。
今後 サウジアラビアが正式加盟に踏み切れば、現時点でBRICSは世界の原油生産量の41%、人口の46%、世界GDP(購買力平価ベース)の36%を占めることになり、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカからなるG7の経済規模(世界GDPの30%、人口は10%未満)を軽く上回ることになる。そのため今、BRICSは欧米主導の決済システムからの脱却を図り、世界の政治・経済・金融システムを再構築しようと「米ドルに代わる新たな国際通貨」の発行を目指している。
ベンジャミン・フルフォードの国内外金融・経済・政治のウラ事情レポート
ベンジャミン・フルフォード(ジャーナリスト)