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Introduction:政治家にとって、説明責任とは何だろうか?
自分が疑問を持ったときには、相手に資料の公開を求め、納得できるまで説明を求める。しかし、いざ自分自身に疑問が向けられると、沈黙を決め込む──そんな姿勢が許されるはずはない。
今、いのちの党の参議院議員・奥田ふみよ氏の政治資金の使途をめぐって、さまざまな疑問が噴出している。過去の政治資金収支報告書に、たすきの制作代やデザイン料のほか、バッグ代、衣装代、美容室に関わる費用などが計上されていたことが、注目を集めているのだ。
もちろん、収支報告書にこれらの支出が記載されていたことだけをもって、直ちに「違法だ」と断じることはできない。政治活動に必要な支出であったなら、その内容を説明すればよいのである。
しかし、その説明がないまま、「たすきは複数本作ったのだから高くない」といった擁護だけが先行しても、肝心の疑問は解消されない。
何に、いくら支払い、それがどのような政治活動に使われたのか──そのことを知る立場にあるのは、他ならぬ奥田氏自身だ。
今回は、この問題のどこに疑問があり、奥田氏には何を説明する責任があるのか、考えてみたい。

