ウェブで読む:https://foomii.com/00263/20230502070000108620 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●日本の未来預言『野馬台詩【やまたいのうた】』?<後編> 2023年04月26日 ─────────────────────────────────── あくまでも伝承の類だが、唐の玄宗皇帝から謎を解き明かすよう依頼された、風狂の宝誌和尚【ほうしわじょう】の5言24句の漢字による『野馬台詩【やまたいのうた】』は、中国の漢学者で誰一人も解き明かせない難攻不落の暗号詩だった。 稀有の才を持つ吉備真備【きびのまきび】でも解き明かしは一朝一夕に行かず、才ある阿倍仲麻呂も音を上げるほどだったが、ある日、二人が神仏に祈り願ったところ、天井から一匹の蜘蛛が糸を伝って降りてきて、縦10×横12の漢字120字の上を幾何学的に這い回った。 一見、意味無く羅列された漢文だが、蜘蛛が伝う順に読むと一気に解読出来た為、皇帝は吉備真備の力に恐れをなし、阿倍仲麻呂と同様に楼閣へ閉じ込めてしまったという。 しかし、吉備真備は陰陽道の「日月を封じる術」で中国全土を真っ暗にし、唐を大混乱に陥らせ、玄宗皇帝に「自分を日本に帰せば日月は戻る」と説得し、ついに皇帝は折れて、約束だった陰陽道の秘伝書『金烏玉兎集【きんうぎょくとしゅう】』と『野馬台詩【やまたいのうた】』を持たせ帰国させたとされる。… … …(記事全文7,231文字)
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