Foomii(フーミー)

ASKA サイバニック研究所

飛鳥昭雄(サイエンス・エンターテイナー)

飛鳥昭雄

●世界最大規模の「アレシボ天文台」の崩壊で廃棄される?

ウェブで読む:https://foomii.com/00263/2022052516540794933 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●世界最大規模の「アレシボ天文台」の崩壊で廃棄される?     2022年05月22日 ─────────────────────────────────── 2020年8月10日、アメリカの自治領プエルトリコに設置された世界最大規模の口径305メートルの「アレシボ天文台/Arecibo Observatory」の副鏡の金属製フレームの補助ケーブルが断線、落下して主鏡に裂け目ができ、同年11月6日、今度はメインケーブルが断線して再び主鏡が破損、同年12月2日、心臓部と言える受信機が落下して主鏡が粉砕した。  「アレシボ天文台」は、「NSF/National Science Foundation(アメリカ科学財団)」を中心に「国立天文学電離層センター」の一部として「SRI/Stanford Research Institute(スタンフォード研究所)」と「AURA/Association of Universities for Research in Astronomy(アメリカ天文学大学連合) 」、並びに「インターアメリカン大学プエルトリコ・メトロポリタン」で運営されてきたが、1963年の建設には「コーネル大学」の他にアメリカ空軍も関わっていた。  現在、世界最大の球面電波望遠鏡は、中国西部貴州省のプイ族&ミャオ族自治州の直系500メートルの「天眼」だが、「アレシボ天文台」のカルスト地形(窪地)を利用して真上を向く独特の構造は、映画『007/ゴールデンアイ(Goldeneye)』や『コンタクト(Contact)』や『Xファイル(X-File)』等の舞台になってきた。  構造的に3本マストで150 メートルの高さに900トンの受信機がある固定式アンテナだが、「冷戦時代」は軍事レーダーとして活躍、月面反射した旧ソ連の電波を受信する作業も行っていた。
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