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人間以外の動物界でマウント(マウンティング)と言えば、順位を確認する行為にほかならない。
ニホンザルやイヌでは優位な者が劣位の者のお尻に馬乗りとなり、オスがメスに交尾するかのような格好となって確認終了。
それはあくまで確認なので、間違っても劣位の者が優位の者にマウントすることはない。
ところが人間界で言うマウントはまず、体ではなく、言葉や態度で上手に出ること。
そして自分に自信がないとか、劣等感があるという者が行うことはあってもわざわざ自信がある者、優れている者が行うことはないように思われる。
私自身の人生を振り返ったとしても、私にマウントしてきた人物は、少なくとも私がその人格を高く評価し、一目を置く人物ではなかった。
大したことない人物だから私にマウントした。
いや、私にマウントしたから大した人物ではないとみなしたのかもしれない。
どうして人間では現実とは逆の順位で〝マウント〟がなされるのだろう。
もう一つマウントで気になるのは、私自身にそのつもりがなくても、話の流れで発した言葉の中に相手にマウントと解釈されるかもしれない発言があったのではないかということだ。
自分から言うことはないが、何かの拍子に出身高校や大学を言わなければならないときがあるし、職業も一応著述業だと名乗らなければならないときがある。
そういう具体的な事実とは別に、言葉のチョイスとか言い回しにマウント臭が漂うときがあるかもしれない。
そんなことを考えつつ、人間のマウント、特に女どうしのマウントについて勉強してみた。

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