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皇室典範改正案が本日、参議院を通過した。
予想されていた通り、皇室典範改正案は本国会会期中に成立した。
私はこの問題について2018年頃から言論活動を続けてきているが、私などよりずっと長く、しかもぶれずに言論活動をされているのが、ご自身が旧宮家の男系男子である竹田恒泰氏である。
竹田氏がこの件についていったいどんな発言をされるのかと思っていたら、本日のちょうどお昼時にX(旧ツイッター)に次のような投稿をされていた。
「22年間に及ぶ言論活動とロビー活動の成果が一応は出たことになります。本来でしたら祝杯の一つでもあげたいところですが、そのような気分には到底なれません。結果は『1勝1敗』あるいは『0.7勝1敗』といったところです。」
「不要な第一案が入り込んだほか、第二案では養子の条件(竹内補足:旧宮家の未婚の男系男子のうち『15歳以上』)が付加されたことにより、リスクを抱え込んだだけでなく、実現性が制限される内容になっています。」
不要な、というか女系天皇を出現させて皇統をつぶすための案である、女性皇族の婚姻後の身分保持案が通ったことでまず1敗だ。
なぜ女性皇族が婚姻後も皇族の身分を有すると女系天皇が出現するかというと、女性皇族が婚姻後も皇族であるとすると、夫と子も皇族にしましょうという世論が必ず起こる。
そうして皇族となった子が即位するとなれば、それは皇統に属する天皇ではなく、夫の側の家に属する天皇。
つまり女系天皇であり、皇統はこの時点で滅ぶのである。
そして第二案に15歳以上という養子の条件がつけられることで、15歳に近づいた養子候補の少年がマスコミに追い掛け回され、誹謗中傷されるなどし、精神的に追い詰められて養子を辞退することにもなるだろう。
こうして結局、ほとんど誰も養子になろうとしないなどという事態も予想される。
このことをもって竹田氏は養子案には3割の負けが入っており、0.7勝と言っておられるのだ。
続いて竹田氏は第一案と第二案がどうしても抱き合わせにならざるを得なかった一つの理由として次のように述べている。
「政治は妥協の産物なので、こうなることも想定の範囲内でしたが、それにしても、百地章氏が、最初からガス抜き目的で第一案を了承するように麻生太郎氏をはじめ自民党中枢を説得したのは諸悪の根源です。肉を切らせて骨まで断たれてしまわないか、心配でなりません。学者の功名心は恐ろしいものです。」

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