… … …(記事全文2,232文字)「歴史のダイヤグラム【3号車】「あのとき」へのタイムトラベル 続き」(原武史著・990円・朝日新聞出版)
「羽咋の駅には1時間ばかりで着いた。この駅から乗り換えて、さらに小さい電車に移り、能登高浜まで行くには1時間以上を要した。この間、海が見えたり隠れたりした」
「羽咋の町に降りて、また小さな電車に乗った。そこから高浜の駅までは1時間足らず経ったが、電車は絶えず日本海の冷たい鈍い色を窓に見せながら走っていた」
いずれも『ゼロの焦点』(松本清張著)の一節です。
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン