… … …(記事全文2,243文字)「続 時代劇を見れば、日本文:本史の8割は理解できます。時代劇専門チャンネル「寺子屋ゼミ」(山本博文・ペリー荻野著・1820円・徳間書店)
東映の「柳生一族の陰謀」は大ヒットしました。いまでも時々みます。
柳生十兵衛と公家の烏丸少将文麿の闘い。白塗りが十八番となった成田三樹夫さん。
「仁義なき戦い」で松永という幹部山守組幹部役がこれまた最高。あの人、東大が滑り止めという秀才。「つまんないんで山形に戻っちゃった」という変わり者。
芸能界きっての囲碁将棋の達人。NHKの将棋番組の常連でもありました。
この映画、大傑作です。家光は上洛したり日光東照宮に参詣したりしてましたから、その後の将軍に比べると江戸を離れることが多かったので、ドラマ化しやすいようです。世直し旅のイメージが湧きやすかったのでしょう。
また、時代的に、ぎりぎり宮本武蔵とか荒木又衛門も生きてましたから、出会っていないはずの剣豪と十兵衛を戦わせる、というシナリオも作りやすかったのかもしれません。
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