… … …(記事全文2,615文字)「新装版 わたしが正義について語るなら」(やなせたかし著・979円・ポプラ社)
正義とは何で、正義の味方とはどのような人なのか。
戦争を生き抜き、国民的ヒーロー「アンパンマン」を産みだしたやなせたかしが、その半生を通じて向き合った「正義」のあり方とは。
混迷の時代に生きる勇気をもらえる、やなせ流の人生哲学。
・正義はある日突然逆転する。
・正義とはかっこいいものではない
・正義とはあやふやなものである
・正義のための戦いなんてどこにもない
・正義はある日突然逆転する
・悪人の中にも正義感はある
・傷つく覚悟がないと正義は行えない
・正義でいばるやつは嘘くさい
やなせたかしさんが語っているように、「アンパンマン」はメアリー・シェリーが18歳の時に書いた「フランケンシュタイン」の影響を強く受けています。
そしてもう一つ、メーテルリンクの「青い鳥」が重なっているのです。
チルチルミチルが帽子のダイヤモンドを回すといろいろな妖精が登場します。「パンの精」が出てきたのにはびっくりしたそうです。ということは、「アンパンマン」を書く前から、「パン
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