… … …(記事全文1,982文字)「異常気象が変えた人類の歴史 前編」(田家康著・935円・日本経済新聞出版)
「東ローマ帝国皇帝の夢を南米の火山噴火が挫いた?」
「ストラディバリウスを名器にしたのは寒冷な気候だった?」
「ナポレオンやヒトラーの進撃を阻んだ大寒波の正体は?」……。
歴史的エポックの背景には、異常気象や天候不順、自然災害が存在している。
氷河期から現代まで、気候が人類の文明や歴史に与えた意外な影響を、40のエピソードで読み解く文明史。
・寒冷化が明暗を分けた、ネアンデルタール人と現世人類の生存競争
・ギリシア軍を勝利に導いた海風――サラミスの海戦
・平安時代の森林伐採がきっかけになった日本人のマツタケ食文化
・富士山噴火の災害復興費用を他の目的に流用した勘定奉行
・タイタニック号が衝突した氷山の正体
・今後、人類を襲う可能性がある、破局的な自然災害とはなにか
興味深い話題のオンパレードです。
異常気象・・・いまのことですよね。ホントは昨日あたりに関東上陸では、と言われてましたけど、結局、いまだに鹿児島あたりをプラプラ歩いてるらしいです。
ここのとこ異常気象ばかり。ゲリラ豪雨。地震。雷。季節外れから季節の常識。そのうち、季語になるかもしれません。
さて、「気象気候」です。自然現象は様々な時間スケールで動いてます。スケールの長短は空間的な広がり と密接に関係しているそうです。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)