… … …(記事全文1,995文字)「謎の漢字 - 由来と変遷を調べてみれば」(笹原宏之著・880円・中央公論新社)
パソコンやスマホでは、嬲、娚、娵、啌、鯲、蟶、妛のような不思議な文字を打つことができる。
しかし、いったいどう読むのか、何に使うのか、なぜJISに入っているのか。
これらの漢字の由来を実地調査。また、江戸時代の五代目市川団十郎が先代海老蔵を憚って自分は「ザコエビ」だから「鰕蔵」と称したのは本当か。
さらに「止めるかはねるか」など、漢字の採点基準を科挙にさかのぼって探索。
漢字の不思議を巡る楽しいエッセイ・・・とのこと。
漢字にはまってます。今頃? そうなんです。
さて、漢字が現れたのは殷の時代と言います。つまり、中国古代ですよ。
その後期になれば、既に字形に変化が生じた字もあるとか。覚えている字を骨や甲羅に彫り込むことさえ生じていたらしい。
嬲・・・こんな漢字読めますか?
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)