… … …(記事全文3,421文字)「明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生 後編」(エムカク著・1980円・新潮社)
さんまさんの恩人は、もちろん、師匠笑福亭松之助さん。これは言うまでもありません。
そして・・・阪神タイガースのエース小林繁さんでしょう。
「この人のモノマネで一人前にあったかいご飯が食べられるようになったんです。ご本人を前に形態模写をやらせてもらいました」
「やりにくいものですなぁ。上がってしまって・・・ギャラの一部を差し上げたいような気持ちになったりするんです」
「嬉しかったのが小林さんが調子悪い時に、僕の形態模写をテレビで見てフォームが違っていることに気がついたらしい」
ベストコンディションのピッチングフォームをコピーしてたので、アンダースローの小林繫さんには「ああ、沈みが浅いな」と気づかされたらしい。お礼のメッセージを頂戴し、とても感動したとさんまさんは振り返っています。
私も「ヤング!OHOH」でリアルに見てました。「こんなもん、どこが面白いのか」と冷めてましたけどね。たしかに、この芸あればこそ。もしなければいまのさんまさんはありません。
1980年の漫才ブーム。あまりに忙しすぎて当人はだれ一人記憶に残っていない。もうああいう
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)