… … …(記事全文2,335文字)「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 前編」(山口周著・1760円・ダイヤモンド社)
★10万部突破!! NHK『ニュースウォッチ9』『視点・論点』で話題沸騰!
★HRアワード2019「書籍部門」入賞!!
★今、最も注目される著者が明かす、新時代を生き抜く24の思考・行動様式
「20世紀的優秀さ」は終わりを迎える。
今すぐ思考・行動をアップデートせよ!
大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜く「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」をまとめた新時代の決定版ガイド。
近年、社会構造の変化やテクノロジーの進化に伴い、個人や企業は、新しい考え方や成功モデルへの書き換えを求められています。これまで長いこと評価されてきた能力や資質は今や飽和状態となり、急速に凡庸なものへと変わっています。
本書は、今起こっている社会構造の変化を「6つのメガトレンド」として読み解き、これから求められる24の新時代の思考・行動様式を、オールドタイプ(旧型の価値観)からニュータイプ(新型の価値観)へのシフトという形で解説します・・・とのことです。
「従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い」=優秀な人材は賞味期限切れ。その代わり、「自由で直感的で、わがままで、好奇心の強い」=人材が今後、大きな価値を生み出し、評価され、豊かな人生を送ることになる・・・物差しが大きく変わります。
マーケットに多くの不満、不便、不安という問題を解消したいというニーズがあったので、解消できる組織や個人は高く評価され、高い評価を得ることができました。
今、問題そのものが希少となっていますから、ボトルネックは問題の解決能力ではなく発見能力次第ということになりそうです。
S&P500構成企業の平均寿命ですが、1960年代は60年、今日では20年足らず。かつてのベストセラー「会社の寿命」で騒がれた「会社の寿命は30年」「事業の寿命は10年」どころの話ではありません。
いまだに正解を出そうとこだわり続けていれば、賞味期限はとっくに過ぎていますから立ち行かなくなると思います。
私が原理原則研究会で講義する中に・・・こんな恒等式があります。
「理想-現実=課題」
これは累計50万部突破のベストセラー「しないことリスト」に詳しく書きました(これ、パクリ本が掃いて捨てるほど出版されています)。
「問題」とはこの課題のことです。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)