━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年1月8日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015010800000024599 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-25267.epub ─────────────────────────────────── 「日本に稲を持ってやってきたのはどこの連中か、となると要するに海の向こうからとしか言いようがないでしょう。とにかく、その連中が日本列島に新しい歴史を起こしたわけですね。縄文から弥生時代を迎え、そしていまのわれわれの歴史に連続するんですが…。しかし、イネという二音節の言葉は、華南の汕頭(すわとう)方言にあるといいますね」 モチ米を白い餅にするという日本とそっくりの習慣はミャオ(苗族)にもあるそうです。 雲南山地から揚子江沿岸部の地域では、餅を米ではなくイモでつくります。太平洋、ボルネオ、東南アジアの島嶼部もそうです。 赤米の記録でもっとも古い例は「正倉院文書」に出てきます。「尾張国正税帳」ですね。これ、なかなか面白い資料でして、原原でもご紹介したことがあると思います。日本がいかに福祉国家であるかが見て取れるんです。聖武天皇がいかに福祉に篤かったかもわかります。 朝廷の大炊寮に赤米259石をおさめた、とあります。… … …(記事全文2,901文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)