教科書が面白くないのは、好奇心の速度と同調していないからである。またどこまでが明らかになっており、どこからわかってないかが不明にみえるからである。
全てが解明されているならば、ただ覚えるだけの行為となり、受動的立場となる。だが未解明の部分があれば、能動的に探究することができる。
教師は解未解明の境界線を理解しておかないとならないが、これができるぐらいならば、教師などなってはおらず、いっぱしの研究者になっていることだろう。
教師は研究者とは異なり、超専門的なことはわからないが、総合的な把握をしており、またどこに面白さがあるかをアバウトに掴んでいることが重要である。
鉄腕アトムでいえば、御茶ノ水博士が教師、天馬博士が研究者だろう。天馬博士は冷徹な知性を持ち合わせているが、人間味がない。一方、御茶ノ水博士は専門もそこそこ長けているが、人間性豊かで、アトムを心から愛している。
学生を愛し、その学生の進むべき未来に適切にアドヴァイスすること。やはりそうでないとね。
本ウェブマガジンに対するご意見、ご感想は、このメールアドレス宛てにお送りください。
配信記事は、マイページから閲覧、再送することができます。
マイページ:https://foomii.com/mypage/
【ディスクレーマー】
ウェブマガジンは法律上の著作物であり、著作権法によって保護されています。
本著作物を無断で使用すること(複写、複製、転載、再販売など)は法律上禁じられています。
■ サービスの利用方法や購読料の請求に関するお問い合わせはこちら
https://letter.foomii.com/forms/contact/
■ よくあるご質問(ヘルプ)
https://foomii.com/information/help
■ 配信停止はこちらから:https://foomii.com/mypage/