ウェブで読む:https://foomii.com/00263/20230627015208110763 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ASKA サイバニック研究所 ●多胡の謎の支配者「羊」は何者? 2023年06月26日 ─────────────────────────────────── 昔の上野国【こうずけのくに】で現在の群馬県多胡郡(高崎市)に、国の特別史跡の「三つの碑」が見つかり、それが2017年に「UNESCO/ユネスコ」の「世界記憶遺産」に登録されたが、それを「上野三碑【こうずけさんぴ】」という。 どれも飛鳥時代~奈良時代に掛けて立てられた漢文碑で、「山ノ上碑(山上碑)」(高崎市山名町)は天武10年(681年)に建立され、「多胡碑【たごひ】」(高崎市吉井町)は和銅4年(711年)に建立、「金井沢碑」(高崎市山名町)は神亀3年(726年)に立てられ、いずれも日本で発見された18基の石碑中で最古の三基となる。 その中の「多胡碑」の記述に〝羊〟という正体不明の人物の名があり、学会でも様々な説が飛び交うが全く正体がつかめない謎の人物である 原文:「弁官符上野国片野郡緑野郡甘 良郡并三郡内三百戸郡成給羊 成多胡郡和銅四年三月九日甲寅 宣左中弁正五位下多治比真人 太政官二品穂積親王左太臣正二 位石上尊右太臣正二位藤原尊」… … …(記事全文8,817文字)
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