… … …(記事全文2,740文字)「あるヤクザの生涯 安藤昇伝 前編」(石原慎太郎著・1380円・幻冬舎)
3000冊の本を整理処分してるうちに発見しました。もっと早く読んでおけばよかった・・・。
そんなんばっかりです。いつでも読めると思ったら大間違い。けど、読書というのは縁ですから、読むべき本はいつかは出会えるんだと思います。
でも、やっぱり早く読んでおくべきでした。
特攻隊員、愚連隊、安藤組組長、映画俳優……
ハジキか女を抱いて寝るような、その破天荒な生き様をモノローグで描ききる圧巻のノンフィクションノベル!
あんた『雪後の松』という詩を知っているかい。昔、ある坊主から教わったんだ。『雪後に始めて知る松柏の操、事難くしてまさに見る丈夫の心』とな。男というのは普段の見かけがどうだろうと、いざという時に真価がわかるものだ。松の木は花も咲かず暑い真夏にはどうといって見所のない木だが、雪の積もる真冬には枝を折るほどの雪が積もっても、それに耐え、青い葉を保っている。それが本物の男の姿だというのだ。/俺はこの詩が好きなんだ。 (「長い後書き」より)
若くして特攻隊に志願した時、人生は終わったと覚悟した。


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