… … …(記事全文2,980文字)「東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである」(東海林さだお著・平松洋子編集・968円・筑摩書房)
何をやっても可笑しいね、女も男も――最高の読み手が贈る東海林さだお決定版!
夫婦のアレから往生際まで……平松洋子が選ぶニンゲンの本質に迫る東海林作品23編。ぷぷぷと笑って、じんわり沁みて、明日が違って見えてくる。
偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」……斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。
人間への愛おしさと哀切を湛えた傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。
【目次】
1 なんとなくクラシテル/許さん!爺さん奮戦記/「健康」フリーク/スポーツの持つ病/世の中はズルの壁でできている/コンビニ日記/旅館の朝食について/妻と語らん
2 フロイトが食べる/夢混(夢の混浴)よ、いずこ/青春の辞典PartⅠ/青春の辞典PartⅡ/青春の辞典PartⅢ/官能で「もう一度ニッポン」/五十八歳の告白
3 人間は哀れである/小さな幸せ/自分部分史・帽子史篇/猫の時代/地球滅亡の前夜に「最後の晩餐」/白湯の力/明るい自殺/往生際
4 東海林さだお×平松洋子対談(地元のこと/創作とショーバイ)
編者あとがき 平松洋子
底本一覧
人間は年をとってくると短気になります。気が短くなって怒りっぽくなります。些細なことにすぐ腹を立てる。
腹立てるより家建てろ・・・積水ハウス。



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