… … …(記事全文3,885文字)「偽善医療 後編」(藤井聡・木村盛世著・1100円・産経新聞出版)
なぜ開業医が多いのか? 勤務医の給料は社会保険料で規定されていますから、頑張ったところでせいぜい年収2000万円程度です。
一方、開業医は高血圧や腰痛ばかり診てても年収1億円。
「米国でいまやろうとしているのは医師の関与を少なくすること。ポストンでは医師が関与する高血圧患者なんて20%もいません。英国ではコレステロールの薬はドラッグスト
アで買えます。医師の出る幕はありません」
「精神科など、適応障害と診断名をつけては休ませて、毎月、患者を来院させては薬を大量に出す。あんなに儲かる商売はありません」
「いわゆる第3内科。当直ない、緊急ない、お見取りもない。ないないない尽くしで第3内科」
「皮膚科や精神科、眼科、耳鼻科も入ります」
海外で認可されて公的保険が使えない薬がどんどんわが国に入ってきているとか。
たとえば、アルツハイマー型認知症の薬は公的保険で英米では認可されていません。ところ



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