… … …(記事全文4,906文字)「偽善医療 前編」(藤井聡・木村盛世著・1100円・産経新聞出版)
日本を食い潰す医師会×非科学 巨悪の構造全公開!
メタボ健診・公費垂れ流しは「神の声」が降りただけ・・・。『ゼロコロナという病』で政府の過ち、マスコミと専門家の虚言を暴いた2人が、再び金儲け主義とエビデンスなき医療というタブーに斬り込む。「医療費の暴走」を生む巨悪の構造を明らかにする。
医療費はほぼ要らない
◎必要のない医療をなぜ行うのか
◎医師会の金儲け主義と薄利多売の構造
◎がん検診、がん治療、抗生剤が収入源に
◎医者はなぜ、がん検診をやらないのか
◎医療業界の「鉄の掟」
◎すべては結核対策の失敗から
◎20人くらいのデータで政策決定
◎「偉い人がいったから正しい」日本
【著者略歴】
藤井聡(ふじい・さとし)
1968年生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論。著書に『「自粛」と「緊縮」で日本は自滅する 菅総理への直言』(ビジネス社)、『令和版 公共事業が日本を救う 「コロナ禍」を乗り越えるために』(扶桑社BOOKS)、『感染列島強靭化論』(共著、晶文社)など多数。木村盛世氏との共著に『ゼロコロナという病』(産経新聞出版)がある。
木村盛世(きむら・もりよ)
医師、作家。筑波大学医学群卒業。米ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了。同大学でデルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)プロジェクトコーディネーター、財団法人結核予防会、厚生労働省医系技官を経て、パブリックヘルス協議会理事長。著書に『ヒポクラテスの告発 天然痘を根絶した蟻田功の遺言』(藤原書店)、『医者にかからない幸福』(ビジネス社)、『新型コロナ、本当のところどれだけ問題なのか』(飛鳥新社)、『厚労省と新型インフルエンザ』(講談社現代新書)、『厚生労働省崩壊 「天然痘テロ」に日本が襲われる日』(講談社)など。
「日本衰退のラスボスは、実は緊縮財政を徹底する財務省ではありません。その緊縮の根源的原因となる医療費の不条理な肥大化をもたらした医療ビジネス業界であり、その根幹にある日本医師会です」



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