… … …(記事全文3,379文字)「昭和20年8月15日:文化人たちは玉音放送をどう聞いたか 後編」(中川右介著・1265円・NHK出版)
宝塚歌劇団出版部に勤めていた岩谷時子(29歳)は、図書館で玉音放送を聞いたそうです。
戦後初の女性作詞家であり、越路吹雪(21歳)のマネジャーとしても知られています。
「強い日差しの日で、その数日前、広島に落ちた、恐ろしい爆弾から身を守るには、光線を通さない黒い服が良いと聞かされ、真夏というのにみな冬服を着ていた」
「私たち編集部員は図書館で大詔を聞いたが、天皇のお言葉が十分聞き取れず、一億総決起せよとの詔であろう、という人もいた」
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