… … …(記事全文2,414文字)「人を呼ぶ法則 前編」(堺屋太一著・752円・幻冬舎)
大阪万博(日本万国博覧会)の総合プロデュース、『油断! 』など未来予測小説の執筆、「団塊の世代」の命名、経済企画庁長官、そして内閣官房参与――通産官僚から売れっ子の作家・評論家となった堺屋さんたちが手がけた大阪万博・・・。
入場者総数は延べ6422万人と想定外の大ヒットでした。2010年の上海万国博まで、これが世界史上最多入場者記録でした。気になる営業収支は192億円の黒字。国家の年間予算が8兆円程度の時代ですから、大成功といってもいい数字です。
さて、万博にしても海洋博にしても、キモは「人を呼ぶこと」。
大事なのは「資金でも場所でもパンダでもない。意志と企画とプロデュースだ!」といいます――50年にわたり「人を呼ぶ」事業を興してきた第一人者が説く、あらゆるプロジェクト成功の極意ということです。
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