… … …(記事全文2,684文字)「ドラッカー 365の金言」(P.F.ドラッカー著・3080円・ダイヤモンド社)
世界最高の経営思想家ピーター・ドラッカーの洞察力に富んだ言葉の数々を1日1頁、1年365日で構成。本書は、組織の中で働き、常に何らかの目標の達成を求められている人々にインスピレーションとアドバイスを与える書である。いずれの言葉も95歳の著者の経験に裏打ちされた成果の結晶であり、読者はそこから深い洞察を得ることができるであろう。
ドラッカーが好んでしていたお話・・・。
紀元前500年、アテネから依頼を受けてパンテオンの庇の上に彫像をあつらえた彫刻家の話。
目に見えない背面の彫刻だからと支払い拒否。こんなアテネ市の会計官に対して、彫刻家ペイディアスは「神々が見ている」とだけ答えた、と言います。
前面が見事なのは背面の仕事があったから。それがわからない。野暮天としか言いようありませんが、はたしてドラッカーがなにを伝えたいのか・・・。
神は細部に宿る、という言葉がありますが、もち、ドラッカーのことですからそれは「マネジメント」についてでしょう。
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