… … …(記事全文3,094文字)「時代劇聖地巡礼」(春日太一著・1980円・ミシマ社)
あの江戸の景色は京都にあり。
時代劇研究家が京都・滋賀のロケ地41カ所を実際に巡り、うなり、歓喜し、記した文と写真。
・「彦根城」は、「江戸城」「赤穂城(忠臣蔵)」「岐阜城(信長のシェフ)」などに変身
・『鬼平犯科帳』のオープニング・タイトルバックは「下鴨神社」
・「妙心寺」は『八丁堀の七人』『壬生義士伝』大河ドラマ『新選組! 』などで、武家屋敷や寺町に変化…etc.
本書は、少しでも時代劇をご覧になった方なら「あ、ここ、時代劇で見た場所だ! 」と思えるような、京都とその周辺のロケ地の数々を皆さまにご紹介。お馴染みの観光地から、何気なく通り過ぎてきた場所まで、「時代劇のロケ地」という切り口を差し込むだけで、「江戸の景色」に変貌するのです。(序章より抜粋)
現代にいながら時代劇の世界へトリップ! 時代劇ファン垂涎の一冊。
●目次
はじめに
序章 なぜ京都なのか?
初日 下鴨神社→上賀茂神社→青蓮院→南禅寺→伏見稲荷大社→中ノ島橋(嵐山)
2日目 流れ橋→長岡天満宮(錦水亭)→光明寺→大映通り→仁和寺
3日目 等持院→大河内山荘庭園→二尊院→落合
4日目 大覚寺→広沢池→清凉寺→神護寺
5日目 妙心寺→今宮神社(参道のみ)→東福寺
6日目 梅宮大社
7日目 くろ谷 金戒光明寺→新日吉神宮→松本酒造(伏見)→宇治橘橋
8日目 隨心院→日吉大社→西教寺
9日目 彦根城→西の湖(舟下り)→八幡堀→西の湖(陸側)
10日目 今宮神社→谷山林道→沢ノ池
11日目 美山→摩気
12日目 広沢池→中之島の中州→西寿寺→化野念仏寺→東映太秦映画村→車折神社
特集コーナー 「京都、水の点描」「石段の見分け方」
「『鬼平犯科帳』エンディング映像はここで撮られた! 」
あとがき
聖地巡礼リスト
京都市内、それも洛中に4年住んでましたので、時代劇の聖地巡礼をしようと意識しなくても、歩き回っていれば、結果、時代劇の舞台になっているところをうろちょろしてたことになってしまいます。
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