… … …(記事全文3,440文字)「媚びない力 前編」(杉良太郎著・721円・NHK出版)
これが「成熟の極意」だ!
はじめて明かす50年間の軌跡
媚を売ることを嫌い、一途一心の気構えで芸を磨いてきた杉良太郎。下積み時代の屈辱の体験、芸能界の荒波を乗り切る知恵と工夫。芸の先達から政治家まで錚々たる戦後名士たちの素顔。時に「売名」と揶揄された福祉活動の真実…芸能界デビュー50年目を機に、人生を輝かせる術から幕の引き方までを説く。
「みな、杉良太郎と聞くとどんなイメージを持ちますか?」
若い頃はわがまま、生意気、完璧主義者と叩かれ、その後、「マダムキラー」と呼ばれ、いちばん腹が立ったのは流し目スターだとのこと。
紹介される時はいつも「流し目の杉さん」。これが本人は大嫌い。
なぜって、流し目というのはどこか媚びを含んでいるから。演技の上手い下手ではなく、逆に媚びで人気を取ってるかのような言われ方に閉口したのだとか。
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