… … …(記事全文2,587文字)「なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか 完結編」(門田隆将・竹田恒泰著・1650円・ビジネス社)
かつて武烈天皇は皇子が生まれないうちに崩御され、近親に皇位を継げる者がいなかったため皇統断絶の危機に陥りました。
この時、越(古志)の国から応神天皇の5世孫にあたる継体天皇が誕生しました。『日本書紀』では男大迹王(をほどのおおきみ)、『古事記』では袁本杼命(をほどのみこと)と記されています。
このように、先人たちは必死の思いをして男系をつないできたのです。だから2000年にわたって続いてきたわけです。
もし男系も女系も一緒になってしまったらどうなるか? 娘が天皇に嫁いだ豪族や実力者たちは、今度はその息子を婿入りさせ、その子が将来天皇になってしまうことになります。本流の
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