… … …(記事全文3,226文字)「なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか 後編」(門田隆将・竹田恒泰著・1650円・ビジネス社)
めちゃくちゃ長くなりそうですが、どこかでやめたいと思います。
さて、歴史上、世界史を眺めていると気づくことがあります。日本は1度も王朝が変わっていないという事実です。
その意味で「世界最古の国」なのです。
お隣中国は4000年の歴史だとかなんとか言われますが、国家の歴史はほんのわずかです。王朝ばかりがコロコロ変わってきました。トルコでも東ローマ帝国、オスマン帝国、トルコ共和国と、それぞれの時代によってそれぞれの国家がずらり並びます。
ところが、わが国だけはずっと「日本」です。
令和元年=2019年10月。即位の礼「正殿の儀」は世界を驚かせました。最先端技術で世界をリードするわが国が、同時に世界最古の長編小説=源氏物語を持つ国であり、その時代の衣装十二単で皇族が現れ、古式にのっとって粛々と儀式が行われている。世界中が驚いた瞬間です。
いま、世論調査で「女性天皇、女系天皇」容認の声が実に7割以上に達しています。驚愕というか呆れ果てるしかありません。世界最古の王朝、世界最古の国、伝統と先人の知恵の価値を現代人が何とも思っていないことが判明しました。
メディアはその企ての意図をさっぱり報道しない。それどころか協力しているのです。
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