… … …(記事全文3,102文字)「スターの臨終」(小泉信一著・1034円・新潮社)
メメント・モリ――常に死を想えと古人は言った。「板橋のドブ」で死ぬのが理想と語った渥美清、余命1年を宣告されても女優への執念を絶やさなかった川島なお美、葬儀で「幸せな人生だった」と自らの声で語った田中好子、舌がんで入院中も冗談を飛ばしたケーシー高峰……。
時代を彩ったスターは死を目前にして、何を思い、生きたのか。自身もがんと闘い、刊行を待たずに他界した著者が綴った、“死に際”の物語。「デイリー新潮」で話題の連載「メメント・モリな人たち」を書籍化。
「大衆文化担当」の編集委員として──プロローグ
I演じる人生──演じるとは、生きること
渥美 清 「板橋のドブで死んでるよ」
光本幸子 マドンナとは「我が淑女」
大原麗子 病魔との闘い、62歳の孤独死
八千草薫 「今という時間」を前向きに
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)
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