… … …(記事全文2,334文字)「たべるノヲト。後編」(松重豊著・1760円・マガジンハウス)
京都には東映と松竹の撮影所があります。昔、松重さん、出演オファーがあったのか、オーデイションに合格したのか、東京から駆けつけて何日も滞在することになったとか。
昔は、スター俳優は毎晩、取り巻きをひきつれて祇園や花見小路を呑み歩いたりしたとか。松方弘樹さん、勝新太郎さんの自伝、評伝等を拝見しますと、そんなことが書かれてあります。
けど、腰巾着にはなれない博多っ子。毎日、適当に一人飯。いい店ないか,と連日さまよったらしいです。
当時の宿は四条大宮。へー、私も四条大宮に4年間住んでました。阪急河原町線そして嵐電が通ってます。正確には中京区壬生。どちらの駅にも2-3分で着く。先斗町からも花見小路からも歩いて帰れます。そのため、ほぽ毎日、後輩たちがわが家に泊ってました。
法人営業で朝7時出社。終わるのは11時過ぎ。もち、夜です。それから近くの屋台で一杯やって、タクで花見小路に繰り出す。私、東京に転勤するとき、ツケを払うのにあちこちまわって、40年前のカネでボーナス1回分が飛びましたよ。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)