… … …(記事全文2,663文字)「たべるノヲト。前編」(松重豊著・1760円・マガジンハウス)
記憶に残る料理には、その時代、その瞬間のドラマ、自分の人生そのものが詰まっている。
極貧時代を支えてくれた思い出の味や収録先で出会った逸品、四季折々の好物、食べものに対する素朴な疑問や秘密の食べ方、最近のブームなど、独自の視点で食にまつわる記憶を書き尽くし、本書に収録された品数は50品以上。
松重豊さんの手にかかれば、素朴な家庭のコロッケが名バイプレーヤーに変わり、
うずらの卵を求めて町中華に行かずにはいられなくなる。
そんな食べることが楽しみになる、笑いあり、涙ありの珠玉のエッセイ。イラストは、松重豊と親交の深い旭川在住の作家・あべみちこさん・・・とのことです。
●著者メッセージ(本書「はじめに」より)
晴れて書籍化。まぁ特別な内容のエッセイではない、「たべもの」について書かれた「ノヲト」
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)