… … …(記事全文2,045文字)「ビジネスマンの精神病棟」(浅野誠著・715円・筑摩書房)
どうもわが国では、精神科というと怖さとか偏見があるようで、心療内科というとかなりソフトには聞こえますね。
米国では、カウンセリングは日常生活で、上司から叱られた、恋愛に失敗した、という人は、カウンセリング受けてこよ、と極めて軽い気持ちです。ハードルが低い。だれかいいカウンセラーいない、とランチで話題になります。
心理学大国というのも、こういうベースがあるからでしょうし、こういうベースがあるから心理学が生活の一部にあるのでしょう・・・。おそらくわか国も近々そうなると思います。
電車に乗ってると、急に心臓がバクバク。呼吸ができない。吸うのではなく吐くことができない。過呼吸症候群・・・明らかにパニック障害ですね。だれか親しい人につかまってないとだめ。
不安症というやつです。毎日混んだ電車に乗っていればおかしくなるのが当たり前です。出勤前にクタクタへとへと。心身ともにおかしくなります。
コロナで唯一いいこともあったとすれば、リモートワークが常識になったことかもしれません。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)