… … …(記事全文2,502文字)「オスの本懐 前編」(和田秀樹・池田清彦著・946円・新潮社)
ぼーっと生きてると、「去勢」されてしまう!
近頃、ニッポンの男性は元気がない。
コンプラにポリコレ、健康常識に老後設計……時代の変化と社会の要請に揉まれ、
オスとして大切な何かを失いつつあるらしい。
「高齢になればなるほど、性ホルモンは若々しさや元気の秘訣になる」(和田)、
「多くの凡人は色気と食い気が満たされていなければ、楽しく生きられない」(池田)。
オスがオスらしく生きるためにどうあるべきか、医師と生物学者が本音で語り合う!
痛快丸かじりの一冊です。
「厚労省の塩分の摂取基準は男性7.5g、女性6.5g」
いつものように、これ、いい加減。世界を股にかけた大規模調査では「塩分10-15gの人が一番死亡率が低く、塩分摂取量が少ないほど急激に死亡率が上がる」と判明しています。
日本人と欧米人では体重が違いますからね。7掛け、あるいは半分と考えれば理解できないこともありません。けど、いつもいつもこういう数字、世界標準とズレてるんです。
塩分の過剰摂取は体に悪い・・・通説ですけど、厚労省の陰謀でしょうね。
そもそも塩分といっても、海からとった天然塩ではないでしょ。ほとんどが化学的に精製した
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)