… … …(記事全文2,501文字)「明石家さんまヒストリー2 1982~1985 生きてるだけで丸もうけ 後編」(エムカク著・1925円・新潮社)
さんまさんといえば、Jimmyちゃんでしょうね。
1982年3月。大西秀明さん。高校の恩師の口決きでなんば花月の進行係として働き出しました・・・けどねー。無理ですよね。めちゃくちゃにしてしまいます。
そもそも芸人になろうとするわけですけど、その理由は・・・結婚したいから。芸人になれば結婚できるとは限りませんよ。というか、逆に難しいのでは? 生活が不安定ですから。
勉強ダメ。野球以外の特技なし。ゴリラのような容姿。女性と接する機会が極端にない。このままで一生結婚できない。芸人になればモテる・・・に違いない。ここが勘違い。でも、本人はそう思い込んでる。そうすれば結婚できる。
それが大西秀明さんの理屈です。
野球は桑田真澄投手がいた名門八尾フレンドにいたから、スカウトされた。名門PLにも勝った大阪商業大学付属堺高等学校野球部。でも、サインを覚えられず卒業までずっとマネジャー。
「野球の人数足らんな。誰かおれへんのか?」
「兄さんおもろいの一匹います」
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)