… … …(記事全文4,239文字)「電通マンぼろぼろ日記 後編」(福永耕太郎著・1430円・フォレスト出版)
自分の人生を波動で描いてみたことがありますか?
たとえば、30年間、あるいは60年間・・・右肩上がり? 右肩下がり? 普通は蛇行してたりしてるもんです。つまり、ピークとボトムがある、ということです。
人生のボトム。定年退職のあと、そうなってる、という場合はつらいですね。若いころはめちゃくちゃひどかった。けど、いま、かわいい孫たちに囲まれて楽しく過ごしてます。これはハッピーかもしれません。
ああ、孤独死になるのか・・・自己破産。妻とも離婚。子供と会うのは離婚以来。一緒に飲んでて涙があふれてきた。
そんな著者にもピークがありました。傍観するところ、Jリーグ発足の時ではないかなー。
1993年。当時、Jリーグのスポンサーシップはすべて博報堂が仕切っていたそうです。
企画、セールス、管理・・・博報堂の独占。たとえば、「サントリーシリーズ」「NICOSシリーズ」等でも、ネーミングライツは半期5億円。これ全部博報堂の独占。テレビ放送でも提供スポンサー、サントリーとNICOSの競合他社はすべて排除。提供スポンサーを決めるのは博報堂。
どうしてそうなったか・・・電通はJリーグつまりサッカーのプロ化なんぞ、美味しい仕事じゃ
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)