… … …(記事全文3,018文字)「音楽は自由にする 後編」(坂本龍一著・1100円・新潮社)
坂本さん、大学に入った時決めていたのは民族音楽と電子音楽を学び倒してやろう、ということだったそうです。
民族音楽学の泰斗小泉文夫先生の授業は欠かさず出席。ただし1年の3分の1は日本にいない。世界中でフィールドワーク。ジャングルの奥地で音楽採集。それを授業で聞かせてくれる。自宅に遊びに行くとすごい数の民族音楽器があって、もちろんちゃんと音が出る。小さな博物館。
こういう仕事がしたいなあ、かっこいいなあと思ったとか。
「芸大の授業で意外に良かったのが仕方なくとった体育。野口体操で有名な野口三千三先生」
人体は水の入った袋だというのが持論。妙にこの授業がしっくりきて成績も良かったとか。
電子音楽は・・・作曲に数学的手法を評論・統計学なども取り入れ、コンピュータを使って複
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)