… … …(記事全文3,795文字)「国ゆたかにして義を忘れ」(井上ひさし・つかこうへい著・640円・河出書房新社)
劇作家、作家など、社会に疑問を投げかけ続けてきた2人が、演劇、国家、金、家族など、さまざまなテーマを大いに語った対談集。
とっくに取り上げたと思いきや、アマゾン古書店で注文があり、確認するとまだしてないんですね。
これ、プレミアがついてる本なんですよ。稀覯本とまではいきませんが希少本です。売ってません。売ってても安くありません。
さてと・・・。
「僕の芝居のことを悪く言う批評家の人がいて、なんだこの野郎と喧嘩腰。今は、ああ、あの人にも生活があるんだな、と妙に優しい気持ちになりまして、招待状なんか送ってしまう。攻撃的な性格が守りに入ったらダメです。人間ができてないから河原乞食やってるのに、人間ができてきちゃった」(つかこうへい)
「前売り開始日、稽古初日、そして初日、すべて大安の日にしています。怖くて怖くて今でも幕を開けたら客が一人も入っていない夢を見ます。博打は運がありますけど芝居は運なんても
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)