… … …(記事全文2,809文字)「つかこうへい正伝 1968-1982 中編」(長谷川康夫著・3300円・新潮社)
どうでもいいことですが、つかこうへいさんて、伊集院静さんと似てませんか? 私、この2人の顔、区別できません。
実は…友人の医師がまたまたくりそなんですよね。世の中には似てる人が3人いるらしいので、これでそろい踏みなのかもしれません。
さて、1972年4月号「新劇」に、つかさんは戯曲として初めて「戦争で死ねなかったお父さんのために」が掲載されました。早稲田小劇場の主催者鈴木忠志さんに持ち込むと気に入ったらしくそのまま「新劇」に紹介したらしい。
これはつかさんにとりましでかなりインパクトのあることで、劇作家として最も意識していた別役実のかつてのフランチャイズであり、鈴木さんの手によって数多く世に送り出された劇団・・・それが早稲田小劇場でした。
ただセリフが並ぶだけの戯曲・・・演出家としてお気に召したようです。
当時、早稲田大学に新入生として入学したのが平田満さんと三浦洋一さん。著者は新入生勧誘
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)