… … …(記事全文1,771文字)「ケーキの切れない非行少年たち 前編」(宮口幸治著・836円・新潮社)
児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。
少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じ。
人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する・・・とのことです。
「発達障害の専門外来では、申し込んでから初診の順番が来るまで4年待ち。これではほとんど機能していません。児童だけでなく殺人などの重大犯罪を行った成人や少年の精神鑑定を行
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