… … …(記事全文3,600文字)「ぼくは本屋のおやじさん」(早川義夫著・792円・筑摩書房)
22歳(1969年)ロックグループをやめ、小さな書店を始めた著者の奮闘記。
置きたい本が入荷しない小さな店のもどかしさ。冊子『読書手帖』を作って客とふれあい、書店主同士で通信を作り交流。再び歌手を始めるまでの22年間で学んだ大切なこととは。
どこにもありそうで、ない書店。30年来のロングセラー!・・・です!
冒頭いきなり、「僕は昔、歌を歌っていた」・・・。
早川義夫さん、ご存じですか?
ウイキペディアによると・・・日本のシンガーソングライター、著述家。1960年代後半にロックバンド「ジャックス」のメンバーとして活動。解散後は「ソロ」として活動を継続している、とあります。
中学時代、日劇ウエスタンカーニバルで尾藤イサオさんのステージ(演奏はあのジャッキー吉川とブルーコメッツ)を見てロックに目覚めた。大学進学後、バンド名を「ジャックス」と改めてライブ活動スタート。デビュー・アルバムとセカンド・アルバムを残して解散。
ま、これだけでわかるという方はかなりの通。「あっ知ってる!」と思わず叫んでしまうのは「♪サルビアの花」という名曲を作った人。そして歌った人。
これがなんともアンニュイで哀しくて切なくて、しかもこの人が歌うとさらに愛しくて涙がちょちょ切れてしまうのです。
ぜひYouTubeで聴いてください。陽水バージョンをアップしておきます。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)