… … …(記事全文2,701文字)「レビー小体型認知症とは何か――患者と医師が語りつくしてわかったこと」(樋口直美・内門大丈著・946円・筑摩書房)
樋口「診断された時、この本があれば希望が持てた」
内門「認知症に関わるすべての医師・専門職の誤解を解く」
大きな寝言・便秘・嗅覚低下はレビー小体の仕業⁈ パーキンソン病やアルツハイマー病との違いは?
著者の樋口さんは50歳で「若年型レビー小体型認知症」と診断されましたが、41歳の時にうつ病と誤診され、治療で悪化した経験があるとか。
本書では、この病気に精通する内門医師と、この病気の早期発見のポイント、幻視や睡眠障害への対応、薬についての知識や治療で気をつけること、アルツハイマー病との違い等、ケアする側や高齢化社会では誰もが知っておくべきことを徹底的に語る。
「認知症になったら人生終わり」ではなく、希望がある病気であることを伝えたい・・・とのことです。
知り合いの医師に紹介されて読みました。いままで、認知症、ボケについては、医師やクリニックをプロデュースしてきましたから、「レビー」について少しは知識がありましたけど、これから他人事ではなくなるテーマだけに突っ込んで勉強しておくことが必要だと思います。
さて、がんはわが国では2人に1人がかかります。80歳過ぎたらほとんどががんになってると
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)