… … …(記事全文2,476文字)「テレビマン伊丹十三の冒険 テレビは映画より面白い? 前編」(今野勉著・3850円・東大出版会)
「ぼくの伯父さん」は、類稀なるテレビマンでもあった――90余年の日本放送史で、「放送文化」分野初の文化功労者となった著者の最新作。
エッセイスト、イラストレーター、映画監督、俳優、猫好き……多彩な顔を持つ稀代の才人伊丹十三は類稀なるテレビマンでもあった!
『遠くへ行きたい』『天皇の世紀』『欧州から愛をこめて』など、伊丹とともに番組を制作してきた盟友が綴るテレビマン伊丹十三の冒険の軌跡・・・とのことです。
伊丹十三監督作品はすべて見てます。けど、最初、この人をテレビで見た時、いったいなにやってる人なんだろう、と不思議に思いました。
俳優じゃないし、タレント? 旅人? なに? だれ?
俳優だったんですね。その後かなりしてからドラマに出演してましたからわかりましたけど・・・マルチに活躍てきる人。才人。CMタレントかと思ってたほどです。
奥さんの宮本信子さんのほうが女優として知ってました。とくに印象に残っているのは、食い倒れの街大阪で貧乏のどん底から料理人として、レストラン経営者として成功する男を渥美清さんが演じてまして、奥さん役でしたね。「くいしんぼ」というドラマだったと思います。たぶん関西テレビだったと思います。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)