… … …(記事全文3,116文字)「優しい日本人が気づかない 残酷な世界の本音 後編」(川口マーン惠美・福井義高著・1760円・ワニブックス)
ドイツが受け入れた難民は昨年22年度だけで130万人超になるとか。難民危機といわれた2015-16年を超えています。
連邦政府は容赦なく難民を受け入れては州に送り込みます。おかげで実際に困窮するのは市町村レベル。
「自分はゲイなので迫害された」という理由で難民認定されるのですからなんでもあり・・・。難民資格はゆるゆる。
そのなかで、ウクライナ難民は自動的に1年間の滞在許可を得られます。中東難民などよりはずっとマシのようです。
北アフリカやバルカン半島、アフリカ人が「難民」と認められる可能性はほとんどゼロ。ところが、今も止めどなく入っていますし、不思議なことに圧倒的多数が若い男性なんです。女子供が難民ならわかりますが、兵士にもなれる若い男が国を捨ててドイツほか西欧にやってくるのです。
彼ら「自称難民」を受け容れているのは難民ビジネスです。何年も前から麻薬よりも割のいい資金源となっています。たとえ船が沈没したところで丸儲け。成功報酬ではなく、前金でいただくから、事故が起ころうがあとは野となれ山となれ。
幸いにも、日本がドイツほどひどくならないのは「海」という壁があるからです。飛行場さえ厳重に監視すれば不法入国は防げます。「陸」の国境ではこうはいかないと思います。
ベラルーシが中東難民を空路で誘い込みバスなどでポーランド国境まで輸送して、EUに押し
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)